共有の
普通の
特別な身分の無い
慣用的な

人の役に立つ「もの」の機能や役割をじっくり見つめ直すと、浮かび上がってくる自然な形があります。
それは地域や時代にすら左右されない、どんな空間とも調和する、普遍性をそなえた形です。
ニュートラルで無駄がなく、どこか親しみのわく、あたかもずっと昔からあったような形です。
世代を超えて人々に共有され、あたりまえのように使われてきたものの多くは、そんな形をしています。

「Common」というテーブルウェアは、そんな形を目指して生まれました。
何年も、何十年も、さまざまな場所でたくさんの人が使うのにふさわしい、日常のための道具として。
盛りつける料理やシーンを選ばず、しっかりとしたつくりで、必要に応じていつでも買い足すことができます。
2014年の発売以来、ホームユースはもちろん、レストランやカフェなどの業務用としても販売されてきました。
気軽に使えるテーブルウェアですが、だからこそクオリティと価格にはまったく妥協していません。

「Common」のデザイナーは、この形を生み出すため驚くほどの時間と手間をかけ、緻密な検証を重ねました。
メーカーの東京西海は、責任をもって長くつくり続けられる製品の開発に徹し、製造体制を整えました。
すべての「Common」のアイテムは、信頼できる日本の工場で、熟練した人々の手を通してつくられます。
こうしたプロセスもまた、あたりまえであることが、「Common」の価値を揺るぎないものにしているのです。